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ネットワーク構築事例 アコム株式会社様

複数機関がサポートする複数の通信・データ形式に対応・接続 柔軟かつ堅牢なネットワークシステムを実現

消費者金融業者が銀行とCD提携を盛んに行うようになる前の1991年、アコム株式会社様は業界に先駆け、他業種とのキャッシュディスペンサー(CD)提携に乗り出しました。続いて94年には全国銀行協会連合会(全銀)や、カードビジネスの統合ネットワーク「CAFIS」とのネットワークを確立。さらに業界初となる国際ブランドのクレジットカードの発行を実現しました。

弊社は、91年のCD提携のためのネットワーク・ゲートウェイ導入をきっかけに、97年のゲートウェイシステム構築、そして99年に業界で初めてクレジットカード発行を行った際のオーソリゼーションの導入といったかたちで、常に先を見ているアコム様の業務発展のお手伝いをさせていただいています。

導入背景

CD提携の展開には複数の通信・データ形式に対応する
オープンシステムが必須
消費者金融業界においては、顧客の立場を考え、よりサービスを利用しやすい環境の構築が必須です。例えばローン事業においては、専用のキャッシュディスペンサー(CD/ATM)から入出金できるカードが顧客に渡されますが、このカードが利用できるCD/ATMが多いほど顧客の利便性は上がります。 そこで1991年、アコム様では他業種と提携し、提携先のATMでもアコムカードが利用できる環境を構築しました。続いて6年後の1997年には、今後のビジネス展開を踏まえ、CAFISセンターや個人信用情報機関、クレジットカード会社など複数の機関との対外接続を可能にする、ネットワーク・ゲートウェイシステムの構築に踏み切りました。

導入のポイント

システム部 ローン・クレジット 開発チーム課長 佐久間幸代氏
システム部
ローン・クレジット
開発チーム課長
佐久間幸代氏
高い拡張性と豊富なラインナップを評価ネットワーク・ゲートウェイシステムの構築にあたり、アコム様が求めた条件とは、柔軟性・拡張性を持ち保守が容易であること、障害に強いハードウエアでありシステムであること、障害発生時にはある程度の自動リカバリを可能とし、サポート側はそれをすぐに検知し、対応できること、というものでした。

システム部ローン・クレジット開発チーム課長 佐久間幸代氏は、次のように語ります。
「メンテナンスの容易さや将来的な拡張性を考えた場合、ネットワーク・ゲートウェイシステムはオープンであることが良いと考えました。オープンなシステムでかつ信頼性・安定性が高いとなると、ブレイニーワークスの「LINKGATEWAY Series」がUNIXサーバーで構築されることは、重要なポイントでした。また、多種接続方式に対応するモジュールをラインナップしていることも評価のポイントとなりました」。

また、アコム様はゲートウェイシステムの構築から2年後の99年、業界で初めて国際ブランドのクレジットカード発行を実現します。これによって、顧客サービスの拡充が不可欠となり、24時間365日完全稼働するシステムを確保しなければなりませんでした。そこで、ホストのメンテナンス時や、万が一の障害発生時にも業務を継続する、代行オーソリゼーションパッケージを新たに導入しました。これに関して佐久間氏は、「ブレイニーワークスのゲートウェイシステムが優れていたのは、ひとつのUNIXサーバー上にオーソリパッケージを同時に稼働させることができるというところです」と語ります。これにより、新たなハードウェア投資を行なわずに機能を追加でき、さらに保守が容易なことから、メンテナンスコストを抑えることが可能になったのです。

導入システムイメージ

導入システムイメージ

導入後の効果

予想以上の業績アップにさらなるシステム拡充 24時間365日の無停止が必須に

システム構築当初の予想を大きく超えて、わずか2年でクレジットカードの会員数は100万人を超えました。そこでアコム様は早急にシステムの増強を施し、 300万会員を見越したシステムにバージョンアップしています。また、CD提携先の銀行も、提携開始当時は1、2行しか見込んでいませんでしたが、いまでは約90行にまでひろがり、流通系を含めると7万4千台を超えるATM機でアコムカードの利用が可能になっています。

佐久間氏は予想を超える業績の成長にまつわるエピソードのひとつを、次のように語っています。「昨年、アコムクレジットカードの会員数が爆発的に増えたことで、トランザクション量の増加への対応を迫られました。そこでCAFISの回線を2本から4本に増設するためのシステムの変更を行なうことに。作業時間は約1時間、LINKGATEWAY Seriesだからこそ実現できた時間ですね」。

しかし、1時間メンテナンスのためにシステムを止めたことで、わかったこともあるといいます。「これまでの感覚ですと、深夜から未明にかけての時間はATMやクレジットカードの利用はほとんどないと考えていました。ところが1時間オーソリシステムを停止して工事を行ったところ、非常に多くのお問い合わせをいただきました。もはや24時間稼働はなんとしても守らなければならないと感じさせられました。」

今後の展開

システム部 ローン・クレジット 開発チーム課長 佐久間幸代氏IT環境の変動に柔軟に対応 複雑化した
旧来のシステムを整理したい
世界のIT環境は常に新しい技術を生み、動いています。アコム様でもそのような世界の動きに敏感に、そして柔軟に対応し、サービスの充実と発展を共に図っていきたい、と今後の展開について語ります。アコムカードの会員数もいまだ増加を続け、それに伴ってシステムへのトランザクションの量も増え続けています。システムの拡充やメンテナンスなど、サービスの向上には多くの努力が必要であるとし、佐久間氏は当面の課題としてこのように話しています。

「ローン事業支援システムも1991年、およそ12年前に構築されたシステムです。それから、いろんな業種や業態への対応、お客さまや社会からの要望にお応えすべく構築を重ねてきました。そのため現在のシステムはとても複雑化しています。今後はそれを整理し、例えば取引先が増えたときの対応をもっと柔軟に行えるなどホストのメンテナンス性も向上させなければなりません。LINKGATEWAY Seriesはホスト側の変更に対しても柔軟に対応できるので、そういった点でも評価しています」。

アコム株式会社様

アコム株式会社様は、ローン事業を柱に300万人以上(2002年3月期)の「アコムカード」会員を抱えています。業界の先駆けとなった自動契約機「むじんくん」の開発や、ATM機の24時間365日稼働、クレジットカード「アコムMasterCard」の発行など、顧客の立場に立った事業展開を続け、「ベストライフパートナー」の実現を目指しています。

商 号: アコム株式会社(ACOM CO.,LTD.)
本 社: 東京都千代田区丸の内二丁目1番1号 明治安田生命ビル
創 業: 昭和11年4月2日
資本金: 172億8,252万円
東証一部上場
URL: http://www.acom.co.jp/

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